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2011年 12月 18日
久しぶりに書き込みをする。
HDDが壊れてしまい、復元作業をおこなっている。その備忘録である。 壊れたのはNASに入っていたHDD。 ファームウェアのアップデートをしろとのメッセージが出た。手順にしたがって作業するも、途中の書き込みの段階でエラー。サポートセンターに電話して相談の後、修理に出すことにした。 サポートセンターに発送して数日後、修理できないので交換してはどうかとの連絡があった。データを取り出したいので、そのまま返送するように頼んだ。 HDDが戻ってきたのは3週間ほど前だが、いまだにサルベージ作業が続いている。多分あと2か月かかる。およそ1か月後に次のステップに入る。そのときのために、今調べたことをメモしておく。 NASといっても簡易タイプで、ネットワーク対応HDDタイプというやつ。筐体をこじ開けるとWD20EARSが出てきた。このHDDは「低速病」といってスピードが異常に低下する持病があるらしい。 もしかすると私のHDDは、初期においては低速病が発症しただけだったのかもしれない。が、使い物にならない以上、壊れたといってよいし、今現在は、確かに壊れかけているようだ。 現在ddrescueでHDDのクローンを作成中だが、転送速度の表示は次。 average rate: 592 kB/s このペースだと1時間で約2GB。まる1日かけても50GB弱。2TBのHDDなので約40日は回しっぱなしになる。WD20EARSが長時間稼働に耐えられるのか心配だが、音の具合に気をやみつつ作業をすすめるしかない。で、現在の作業を終えたら、ファイルの取り出しになる。 どのようなことをやっているのかを、具体的に書いていく。 ●作業環境 Ubuntu PPC 10.04 ISOイメージは確か、ubuntu-10.04-alternate-powerpc.iso 別のも試したが、CDにうまく焼けなかったりしたので、少し古いがこれにした。 問題は特に感じていない。 これをMac miniの内蔵HDにインストールした。特にややこしいことはなかった。 ●壊れたHDDは外付けケースに入れてUSBで接続 Mac mini(PPC)の内蔵HDは80GB。なので外付けケースを多用している。 壊れたHDDであるWD20EARSは、次のケースを購入して入れた。 Century「裸族の一戸建てスーパーコンボ FireWire800/400/USB3.0/eSATA(CRIS35EUF)」 いろいろな接続ができるが、USBを使った。端子はUSB3.0だが、同梱されていたUSB2.0の変換ケーブルを使ってMac miniにつないでいる。 ●救出先HDDは2000NM0011。外付けケースに入れてFireWire400で接続 ベアドライブで購入するときは、この数年エンタープライズ向けを選んでいる。価格は少し高めだが、安心感を買うつもり。ケースは数年前に買った秋葉館のもの。これも多数の端子があるがFireWire400で接続している。 ●あえて違うやりかたで2つのHDDを接続 HDDの判別を容易にするのが目的。先に電源をいれたほうがsdaになるので、文字だけだと区別がつかない。そこでusb接続しているのが壊れたHDD.FireWireのほうがコピー先のHDDと区別できるようにしている。 区別するのに簡単なのは、ディスク・ユーティリティ。画面右上の「システム」から「システム管理」ー「ディスク・ユーティリティ」を選ぶとGUIでわかりやすいウィンドウが開く。 何か作業する時は、この画面でどのHDDがsdaなのかを確認してから行っている。 ●ターミナル Ubuntuを使うのは久しぶりだったので、何がどうなっているのか少しまごついた。 10.04では画面左上のところの「アプリケーション」から「アクセサリ」ー「端末」を選ぶとターミナルが起動する。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 以下が今現在作業しているターミナルのコピペ。 ※ユーザー名のところはXXXに変更している。 XXX@ppc:~$ sudo su [sudo] password for XXX: root@ppc:/home/XXX# script /home/XXX/12172003 スクリプトを開始しました、ファイルは /home/XXX/12172003 です root@ppc:/home/XXX# cd / root@ppc:/# cd sbin root@ppc:/sbin# ddrescue -r3 /dev/sda6 /dev/sdb6 1210log Press Ctrl-C to interrupt Initial status (read from logfile) rescued: 253816 MB, errsize: 1073 MB, errors: 4 Current status rescued: 257496 MB, errsize: 1073 MB, current rate: 131 kB/s ipos: 258570 MB, errors: 4, average rate: 521 kB/s opos: 258570 MB, time from last successful read: 0 s Copying non-tried blocks... で、以下がやってることの一口解説 ●root権限を得ておく sudo su ●scriptコマンドでターミナルのログを記録 script /home/XXX/12172003 としておけば、XXXのフォルダに、12172003というファイルができて、そこにターミナルのログが保存される。ちなみに今回のようにddrescueを1日動かしていると、10MBを超える大きさになる。 ●/sbinに移動する。 cd / cd sbin 最初どうやってddrescueを起動するのか分からなかった。インストールされていないのかしらとか、アップデートできていないのかしらなどと試行錯誤した。dd_rescueならすぐに起動したが、 ddrescueは起動しない。なぜ? と悩んだ結果、/sbinにddrescueがあるのが分かった。 で、sbinに移動してからddrescueを起動したら動いた。 ●ddresucueでHDDのクローンを作成 第1ステップとして、壊れたHDDのクローンを作成する。使うコマンドはddrescue。 ddrescue -r3 /dev/sda6 /dev/sdb6 1210log とやると、/dev/sda6をそっくりそのまま/dev/sdb6にクローンする。ログはsbinにできています。 中断する時はCtrl-C。で、再開するときは先ほどとまったく同じ。 ddrescue -r3 /dev/sda6 /dev/sdb6 1210log とやると、ログを読み込んで自動的に続きのところからコピーを再開する。 とても簡便で、面倒くさくない。 ちなみに、最初にわけわからんと思いながらdd_rescueで dd_rescue /dev/sda /dev/sdb とやったら、パーテーション分けなどやってくれた。ちなみに買ってきた新品のHDDを何もせずにこのコマンドを実行しました。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ で、多分このまま動かして入れば、WD20EARSが息絶えない限り、そっくりそのままコピーができるはず。 で、xsfの具合がどこかおかしくなっているのを修復してやることになる。 ただし、その前に長時間かけて作成したコピーを直接操作するのではなく、いったんコピーのコピーを作っておくことにする。でないと修復に失敗したとき、やりきれない気持ちでいっぱいになってしまう。 先は長いなぁ。 #
by dodaro
| 2011-12-18 00:27
| HDDの修復
2007年 11月 06日
残念なのだが、MDDだとうまく動いてくれなかった。ubuntu-7.04-desktop-powerpc.isoも動かない。ちなみに、Mac miniを使ってインストールした。FWの外付けHDもきちんと動く。PB G4(コードネーム忘れた)にFWのHDをつなげれば起動できた。
MDDは、もはや過去の機種ということなのかしら。さびしい。 ちなみに、Mac miniでMOLを使ってMac OS 9で起動できました。めでたし、めでたし。 #
by dodaro
| 2007-11-06 01:44
| 外付けHDDからの起動
2007年 11月 06日
しばらく前から試していたのだが、ようやく成功した。結論から言うと、それほど難しくない。普通に操作すれば、インストーラーでFWのHDにいれるのは十分に可能だが、yabootを入れるところでこける。こけて終了させてから、いくつかのことをすればよい。手順は以下になる。
1. ubuntu-7.04-desktop-powerpc.isoでインストール 2. ubuntu-7.04-desktop-powerpc.isoで再起動 3. FWのパスを確認 ubuntu@ubuntu:~$ cd /proc ubuntu@ubuntu:/proc$ sudo find * | grep firewire | grep disk 11月3日の記事がそのときのもの。 4. yaboot.confの書き換え 11月3日の記事がそのときのもの。 5. chrootする。11月3日の記事がそのときのもの。なお、エラーがでたので、mkofbootした。 6. ybin -v 7. 再起動 以前に、Ubuntu 5.04 for PPCを入れたときのように、あちこち書き直す必要はなかった(もしかすると、5.04も簡単にいれられたのかもしれないが)。 じつはてこずったのは、HDのパーテーションをわけるところ。なぜか不明だが、Mac OS X 10.4のディスクユーティリティでパーテーションを切ったHDだと、Apple_Bootstrapが動作しなかった。そこで、10.3のを使ったところ、成功した。やれやれ。 #
by dodaro
| 2007-11-06 01:39
| 外付けHDDからの起動
2007年 11月 03日
ubuntu@ubuntu:~$ sudo su
root@ubuntu:/home/ubuntu# mkdir /target root@ubuntu:/home/ubuntu# mount /dev/sda11 /target root@ubuntu:/home/ubuntu# mount -t proc proc /target/proc root@ubuntu:/home/ubuntu# chroot /target root@ubuntu:/# ybin -v ybin: Finding OpenFirmware device path to `/dev/hda3'... hmount: /dev/sda9: not a Macintosh HFS volume (Invalid argument) ybin: /dev/sda9 appears to have never had a bootstrap installed, please run mkofboot root@ubuntu:/# ybin hmount: /dev/sda9: not a Macintosh HFS volume (Invalid argument) ybin: /dev/sda9 appears to have never had a bootstrap installed, please run mkofboot root@ubuntu:/# mkofboot mkofboot: Create hfs filesystem on /dev/sda9? [y/N] y root@ubuntu:/# ybin -v ybin: Finding OpenFirmware device path to `/dev/hda3'... ybin: Installing first stage bootstrap /usr/lib/yaboot/ofboot onto /dev/sda9... ybin: Installing primary bootstrap /usr/lib/yaboot/yaboot onto /dev/sda9... ybin: Installing /etc/yaboot.conf onto /dev/sda9... ybin: Setting attributes on ofboot... ybin: Setting attributes on yaboot... ybin: Setting attributes on yaboot.conf... ybin: Blessing /dev/sda9 with Holy Penguin Pee... ybin: Updating OpenFirmware boot-device variable in nvram... root@ubuntu:/# #
by dodaro
| 2007-11-03 19:36
| 外付けHDDからの起動
2007年 11月 03日
## yaboot.conf generated by the Ubuntu installer
## ## run: "man yaboot.conf" for details. Do not make changes until you have!! ## see also: /usr/share/doc/yaboot/examples for example configurations. ## ## For a dual-boot menu, add one or more of: ## bsd=/dev/hdaX, macos=/dev/hdaY, macosx=/dev/hdaZ boot=/dev/sda9 ofboot=/pci@f4000000/firewire@e/node@0030e004e04016f2/sbp-2@c000/disk@0:9 device=/pci@f4000000/firewire@e/node@0030e004e04016f2/sbp-2@c000/disk@0: partition=11 root=/dev/sda11 timeout=100 install=/usr/lib/yaboot/yaboot magicboot=/usr/lib/yaboot/ofboot enablecdboot macosx=/dev/hda3 image=/pci@f4000000/firewire@e/node@0030e004e04016f2/sbp-2@c000/disk@0:11,/boot/vmlinux label=Linux read-only initrd=/pci@f4000000/firewire@e/node@0030e004e04016f2/sbp-2@c000/disk@0:11,/boot/initrd.img append="quiet splash" image=/pci@f4000000/firewire@e/node@0030e004e04016f2/sbp-2@c000/disk@0:11,/boot/vmlinux.old label=old read-only initrd=/pci@f4000000/firewire@e/node@0030e004e04016f2/sbp-2@c000/disk@0:11,/boot/initrd.img.old append="quiet splash" #
by dodaro
| 2007-11-03 19:33
| 外付けHDDからの起動
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